牛乳配達員の仕事内容とは?1日の流れやおすすめの点を紹介

コラム

牛乳配達員を目指している方は、以下のような疑問をお持ちではありませんか。
「具体的にどのような仕事をするのか」

「1日の流れはどうなっているのか」

「他のドライバーの職種と異なる点は何か」

本記事ではこのような疑問を解決するとともに、牛乳配達員の仕事内容を解説します。
 

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牛乳配達の仕事内容

牛乳配達員の仕事内容は、乳製品を契約先の個人宅や会社に届けることです。
また、売上を上げるために以下のような営業活動も行います。

・既存のお客さまに別の商品を提案する

・新規のお客さまに商品を提案する

配達や営業をするうえで、商品の知識を覚える必要もあります。
商品は乳製品全般のため数が多く、新製品が出た際には事前に頭に入れなければなりません。
勤務時間帯は深夜勤務が多く、その場合は深夜0時〜早朝7時前後です。
なかには一般的な会社員のように、午前から夕方にかけて配達を行う会社もあります。
基本的に、配達に必要な免許・資格は普通自動車免許です。
しかし、自転車やバイクで配達する場合もあり、その場合は普通免許は不要です。
また、会社によっては、準中型・中型免許などを求められるケースもあります。
 

他のドライバーの職種と異なる点

牛乳配達 仕事内容

牛乳配達員はドライバーの職種のひとつですが、以下のような点が他のドライバー職と異なります。
・運転距離が短い

・人間関係のトラブルに巻き込まれるリスクが低い

・ルーティン作業が多い

 

運転距離が短い

1つ目は運転距離が短いことです。
牛乳配達員は特定のエリア内で多いときは100件前後の配達を行います。
しかし、数百kmにわたり走行する中・長距離トラックドライバーと比較すると、配達件数が多い分、運転距離が短いです。
運転距離が短いため、以下のようなメリットにもつながります。
・長時間同じ体制での運転を避けられるため体への負担が少ない

・集中力を保てるため未経験でも始めやすい

・注意散漫による事故を起こすリスクが低い

 

人間関係のトラブルに巻き込まれるリスクが低い

2つ目は人間関係のトラブルに巻き込まれるリスクが低いことです。
牛乳配達員はお客さまを乗せないため、タクシー運転手や代行運転手と比較すると、人間関係のトラブルに巻き込まれにくいです。
会社によっては営業活動や月末の料金回収で、お客さまとコミュニケーションをとる場面もありますが、全体を通してみると少ないです。
 

ルーティン作業が多い

3つ目はルーティン作業が多いことです。
牛乳配達員は毎日同じ業務を、同じルートで行います。
そのため、他のドライバー職と比較すると、ルート開拓や臨機応変に対応すべき業務は少ないです。
もちろん、はじめのうちは商品の詳細や配達先の置き場を覚えることが大変です。
しかし、一度覚えてしまえば、決められた業務を遂行するのみなのでルーティン作業が得意な方に向いている仕事です。
 

牛乳配達の1日の流れ

牛乳配達員の1日の流れは以下のとおりです。
・ 出社し点呼を行う

・ 商品の積み込む

・ 配達と同時に空き瓶の回収を行う

・ 帰社し日報を作成する

・ 空き瓶の返却を行う

こちらは最も多いケースとされる、深夜配達の場合です。
お昼に配達を行う会社では、営業活動を行うこともあります。
また、月末は料金回収の業務が加わることもあります。
 

牛乳配達員の給料(月収・年収)

牛乳配達員の雇用形態ごとの給料目安は以下のとおりです。
※8時間勤務で月に20日出勤している場合

  正社員 契約社員・派遣社員 アルバイト・パート
時給 - 1,100円〜1,400円 900円〜1,200円
月給 21万円〜25万円 17.6万円〜22.4万円 14.4万円〜19万円
手取り換算 16.8万円〜20万円 14万円〜17.9万円 11.5万円〜15.2万円
年収 250万円〜300万円 250万円〜300万円 172万円〜228万円

上記に加え、賞与や深夜勤務手当などが加算されます。

これらは固定給の場合ですが、歩合給や固定給+歩合給の会社も多いです。
歩合給の場合は、配達件数により給料が変動します。
ボーナスの支給有無や支給額は、会社によって異なります。
会社規模が大きく、業績が良い会社は支給額も大きくなりやすいです。
会社によっては、営業活動で新規開拓の成果を上げると、臨時ボーナスがもらえる場合もあります。
歩合制度の場合は、新規開拓で配達件数も増えるため一石二鳥です。
 

牛乳配達員として働くメリット

牛乳配達員として働くメリットは以下のとおりです。
・運転距離が短い

・1人で仕事に集中できる

・ルーティンで業務ができる

・日中の時間を有効活用できる

・初心者でも働きやすい

・お客さまから感謝の言葉を直接聞ける

牛乳配達は深夜帯の勤務が多いため、日中の時間を自由に使えます。
育児中の方でも始めやすい仕事です。
また、特殊なスキルが求められず、普通運転免許で仕事ができるため、初心者でも働きやすいです。
加えて、業務を1人で集中して行えるメリットもあります。
例えば、車両への商品の積み込み配達、空き瓶の回収などのメイン業務は1人で行うものなので、コミュニケーションが苦手な方でも始めやすい職種です。
このように牛乳配達員にはさまざまなメリットがあります。
 

牛乳配達として働く際のきつい点

牛乳配達 給料 年収

牛乳配達員として働く際のきつい点は以下のとおりです。
・休日を取りづらい

・業務内容が単調

・朝が早い

・冬場や雨の日の商品の配達が大変

・配達商品や配達置き場を覚えるのが大変

・代金回収をする必要があり金銭管理を求められる

・商品を運ぶため基礎体力が必要

牛乳配達員は冬場や雨の日も毎日配達があります。
視界が悪くなるほか、気温も低下するため手袋や防寒具などの装備を整えると良いです。
商品の積み下ろしについては、重い荷物を常に持ち運ぶわけではありません。
ただし、自社で商品の積み込みと、配達先で商品の積み下ろしを行うため、基礎的な体力は必要です。
 

まとめ

今回は牛乳配達員の仕事内容について解説しました。
牛乳配達員の仕事内容は、乳製品を契約先の個人宅や会社に届けることです。
また、売上を上げるために営業活動も行います。
そのほかの点を簡単にまとめると以下のとおりです。
・配達する商品の知識を覚える必要がある

・勤務時間帯は深夜0時〜早朝7時前後の勤務が多い

・配達に必要な免

・資格は基本的に普通自動車免許があれば良い

給料の高さや勤務時間帯、営業活動の有無などは会社によっても変わります。
牛乳配達員を目指す方は仕事内容を理解したうえで、希望の求人を探してみてください。
 

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