タクシードライバーになりたい人の中で「土地勘がないけれど仕事が務まるのか」と
お思いの方がいらっしゃるのではないでしょうか。
自身が土地勘がある地域では、タクシードライバーの仕事は務まりやすいですが、
土地勘がない場合も仕事は十分に務まるものです。
本記事では、土地勘がない人でもタクシードライバーになれるのか、
実際の体験談も合わせて、詳しく解説します。
土地勘がない人でもタクシードライバーになれるのか?
土地勘がないところでもタクシードライバーとして
活躍している方はたくさんいらっしゃいます。
タクシー会社に就職する際も、土地勘がないからといって、
採用されないことはありません。
タクシー会社に就職する際に大切なのは、
運転がうまく、接客が円滑にできることが重視され、
土地勘がないとしても、就職後に道を覚えていけばいいのです。
このような背景から、土地勘がない人でもタクシードライバーになれます。
タクシー運転手になるためには、運転ドットコムの下記の記事に
必要なことを記載していますので、合わせて参考になさってください。
土地勘がない場合の対処法3つ
タクシードライバーが土地勘がない場合の対処法は、以下を参考にしましょう。
運転手が土地勘がない
タクシードライバーの中には、土地勘がない方もいらっしゃいます。
乗客が目的地までの道を知っているのであれば、
運転手に教えてあげることでスムーズに現地に到着することが可能です。
乗客が土地勘がない
乗客の中には、目的地までの道が分からないため、
タクシーを利用するという方が多いでしょう。
乗客は、目的地の住所がわかっている場合は住所を運転手に伝え、
目的地に名称がある場合は、その名称を伝えることで、
タクシードライバーが現地まで連れて行ってくれます。
もしタクシードライバーが走っている道を確認したい場合は、
地図アプリなどを使って確認するのも1つです。
運転手も乗客も土地勘がない
場合によっては、タクシードライバーも乗客も土地勘がないときがあります。
その場合は、タクシーに搭載されているナビを使用するか、
スマホやタブレットの地図アプリを使って道を調べるしかありません。
ナビや地図アプリのおかげで、
今は土地勘がなくても目的地まで到達することができるのです。
筆者が地域ではほとんどの方が知っている総合病院に行く際に、タクシーを拾いました。
タクシーを停めたときにナンバープレートをみると、
筆者が居住している地域のナンバープレートではなかったため、
土地勘がないタクシードライバーであるとすぐにわかりました。
案の定、病院名を伝えると、さっそくナビに病院の名前を入力しようとしたため
「私が道を言いますので、その通りに走ってください」と伝えて、
病院まで走ってもらいました。
土地勘がない人がタクシードライバーになった際、
上記の例のように、ナビに頼るのが一番いいでしょう。
また筆者の行動のように、土地勘がなければ知っている人に聞くのが確実です。
土地勘がない人がタクシードライバーになった際は、ぜひ参考になさってください。
タクシードライバーが道を覚える方法3つ
タクシードライバーが道を覚える方法には、以下のようなものがあります。
交差点や通りの名前を覚える
営業地域の地図をみて、交差点や通りの名前を覚えましょう。
アプリやナビの地図より、紙ベースの道路地図を見ることで、
広範囲を一度で確認することが可能です。
その後に、実際に走行すると少しずつ道を覚えることができます。
実際に走りながら、周囲にある建物や駅なども覚えていくと、
頭の中で地図ができあがっていきます。
建物や目印を覚える
前述のように、実際に走行していきながら、建物や駅、コンビニといったように、
自分の中で印象が残る目印をみつけて覚えていくといいでしょう。
ただ建物や店はなくなる可能性がありますので、
よく使う道は交差点や通りの名前を確認しながら走るといいでしょう。
人から教えてもらう
タクシー会社に就職した際、
タクシードライバ―仲間に道を聞くと教えてくれるでしょう。
また乗務中の場合は、乗客に道を聞いて教えてもらうこともできます。
タクシードライバーの体験談3つ
最後に、タクシードライバーの体験談をご紹介します。
~体験談①~Fさん・勤務歴1年・40代
転職でタクシードライバーになりました。
入社の面接の際に、営業区域内の土地勘がまったくないことを伝えました。
するとタクシー会社は「入社後に道を覚えていけばいい。道がわからない場合は、
ナビを搭載しているのでナビを使ってください」とのことでした。
昔のように「タクシードライバーは道を知っていて当然」という時代ではなく、
乗客の前でのナビを使えることに安心しました。
~体験談②~Nさん・勤務歴2年・50代
自分が住んでいるところとは、まったく別の地域でタクシードライバーをしています。
最初は土地勘がありませんでした。
しかし、乗務で営業地域内を走っているうちに、
自然と知っている道が多くなり、土地勘がもてるようになりました。
今は後輩に道を教えてあげられるまでになりました。
~体験談③~Sさん・勤務歴1年・40代
土地勘がない地域でタクシードライバーをしています。
お客様を乗せたときに、私が知らない施設の名称を言われることがありますが、
その際はまず、お客様に目的地までの道を知っているかを確認します。
もしお客様が道を知っているのであれば、
お客様に道を聞いてタクシーを走らせています。
お客様も道を知らない場合は、ナビに目的地を入力して、
ナビ通りにタクシーを走らせています。
知っているふりをしてタクシーを走らせるより、
ナビを使って走ることで、お客様に安心して乗ってもらえると思います。
まとめ
土地勘がない人でもタクシードライバーになれるのか、
実際の体験談も合わせて、ご理解深まりましたでしょうか。
土地勘がない人でもタクシードライバーになることができます。
土地勘がなければ乗客に道を聞いたり、
ナビやアプリを使って道を調べることにより、目的地に到達することが可能です。
土地勘がない人でタクシードライバーになった方の体験談も熟読なさってください。
本記事を参考に、土地勘がなくても
タクシードライバーを目指してみてはいかがでしょうか。