バス運転手の服装にはルールがある?帽子や靴について解説

バス運転手を目指している方は以下のような疑問をお持ちではありませんか?
「どのような服装で勤務するのか」
「帽子や靴は指定のものがあるのか」
「服装以外で髪型やひげなど気をつけるべきポイントはあるか」

本記事では上記のような疑問を解決するとともに、バス運転手の服装について解説します。なお、面接時の服装について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

 

ドライバーの求人情報はこちら

 

バス運転手は基本は制服

大手バス会社の運転手は基本的に制服を着用します。しかし、会社によってはスーツのようにフォーマルな服装であれば、細かい規定がないところもあります。

制服が用意されている理由はさまざまですが、例えば以下です。
・運転手にお客様の安全を守る仕事であると自覚させるため
・運転手に清潔感を持たせお客様から信頼感を得るため
・お客様に簡単に運転手だと理解してもらい安心につなげるため

ここからはバス運転手が着用する靴と帽子について解説します。なお、ネクタイは会社によって制服の一部である場合とそうでない場合があります。
 

バス運転手が履いている靴

1つ目は靴についてです。靴の指定があるかないかは会社によって異なります。会社に指定されている場合は、基本的には革靴です。

会社指定がないケースは主に以下のような靴を履いているバス運転手が多いです。
・革靴
・スニーカー
・サンダル(革・メッシュなど)

バス運転手は1日に何時間も走行するため、足が蒸れることもあります。そのようなときにはサンダルタイプが便利です。バス運転手によっては、運転中にサンダルを履いて、お客様の前に出るときは革靴に履き換える方もいます。なお、乗客に最も良い印象を与えるのは革靴です。そのため、新人の頃は会社からの指定がなくとも革靴を履いておくと無難です。
 

バス運転手がかぶっている帽子

2つ目は帽子についてです。多くのバス会社では帽子は制服の一部とされているため、支給された帽子を被る必要があります。しかし、バス会社によっては、夏場は被らなくても良いというような規定もあります。帽子が制服の一部とされているのは、制服を着る理由と同じく、仕事の重要性を自覚することやお客様からバス運転手であることをわかりやすくするためです。
 

バス運転手の服装以外で気をつける身だしなみ

 

バス運転手 服装

 

バス運転手は制服だけでなく、他にも気をつけるべき身だしなみがあります。バス運転手は旅客輸送だけでなく接客も仕事です。そのため、接客業をしているという目線で最低限のマナーを守る必要があります。

ここでは以下の3つについて解説します。
・髪型、髪色
・ひげ
・アクセサリー

 

髪色・髪型

1つ目は髪型・髪色についてです。バス運転手は清潔感を与える髪型にする必要があります。なぜなら、長髪やボサボサの髪はお客様に不衛生な印象を与えてしまい、信頼に関わるためです。髪型について細かく規定している会社は少ないですが、帽子が被りにくい髪型もあるため、その点も考慮して散髪やセットをする必要があります。髪色については基本的には黒色に指定している会社が多いです。茶髪以上に髪色を明るくできる会社はあまりありません。
 

ひげ

2つ目はひげについてです。バス運転手は、髪型の理由と同じように不衛生な印象を与えてしまうため、ひげを剃る必要があります。また、昨今は感染症対策の一環でマスクをつける機会が多いため、ひげの処理を忘れてしまいがちです。しかし、接客をする際にマスクを外す可能性もあるため注意が必要です。
 

アクセサリー

3つ目はアクセサリーについてです。バス運転手は基本的にアクセサリーを付けられません。なぜなら、お客様の命を預かる立場であるのにも関わらず、軽薄な印象を与えてしまうためです。運転中にアクセサリーをつける必要はないため、業務中は外さなければなりません。なお、腕時計は業務をする上で必須アイテムですが、あまり派手すぎないものを着用しておくと良いです。どの項目にも通ずることですが、接客業としてお客様が不愉快にならないような身だしなみを心がける必要があります。
 

バス運転手の服装のポイント

 

バス運転手 服装 ポイント

 

最後に、規定外の部分でバス運転手が注目すると良い服装のポイントを紹介します。

今回紹介するのは以下の3つです。
・手袋
・多機能ウェア
・コルセット

 

手袋

1つ目は手袋です。手袋はバス運転手が着用している印象が強いと思いますが、一般的には制服の一部ではありません。バスを長時間運転していると、夏場は手が汗ばみ、冬場は寒さで手が凍えることもあります。そのようなときに手袋を着用していると、運転の補助として役立ちます。
 

多機能ウェア

2つ目は気温の変化に強い多機能ウェアです。バス運転手は夏場も冬場も年間を通して運転を行います。運転中は、冷暖房の強さやドア・窓の開け閉めにより車内温度が変化しやすいため、多機能ウェアを持っておくと便利です。しかし、着用自体が許可されているか、されている場合は制服のなかに着るのか、上に羽織るのかなどは会社の規定によって異なります。そのため、事前に会社に相談することをおすすめします。
 

コルセット

3つ目は腰の負担を軽減するコルセットです。バスを長時間運転していると腰に負担がかかります。なかには持病で腰が良くない方もいると思います。そのようなときは、コルセットをつけて運転することで腰への負担を和らげられるためおすすめです。
 

まとめ

バス運転手の服装について解説しました。大手バス会社の運転手は制服と帽子を被ることが多いです。細かい規定がない場合も、基本的には清潔感のあるスーツのようなフォーマルな格好が求められます。髪型やひげ、アクセサリーなどの身だしなみについても、お客様に安心・信頼を与えられるような格好をしなければなりません。これからバス運転手を目指す方は、服装マナーについての理解を深めてみてください。

 

ドライバーの求人情報はこちら