ロードサービス(レッカー運転手)はきつい?不安や悩みの解決方法

コラム

ロードサービス(レッカー車運転手)を目指している方は以下のような疑問をお持ちではありませんか。
「ロードサービス(レッカー車運転手)のメリット・デメリット(きつい点)は何か」
「仕事をする上でのきつさや不安を解消する方法を知りたい」
本記事ではこのような疑問を解決するとともに、ロードサービス(レッカー車運転手)の仕事内容を解説します。
 

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ロードサービス(レッカー運転手)の仕事内容

ロードサービス(レッカー車運転手)の仕事内容は、自走できない(自走してはいけない)車両をけん引することです。
具体的には以下のような業務内容があります。
・車両点検
・連絡が届き次第、現場へ向かう
・現場対応
さらに、現場対応は以下のような項目に分かれます。
・故障車を整備工場へ届ける
・故障車を安全な場所へと移動する
・警察の依頼のもと事故・故障車などを移動する
・バッテリー上がりやパンクなどのトラブル対応
運転する車両はレッカー車ですが、レッカー車はオーダーメイドで作られるため、大きさや装備はさまざまです。
求められる免許の例は以下のとおりです。
・普通自動車免許
・準中型自動車免許
・中型自動車免許
・大型自動車免許
・大型特殊自動車免許
車両総重量750kgを超える車両をけん引する場合は、自動車免許の他にけん引免許も求められます。
さらに、レッカー車の装備を使うにあたって必要な免許もあります。
ロードサービス(レッカー車運転手)の免許について知りたい方はこちらをご覧ください。
 

ロードサービス(レッカー運転手)のメリット

ロードサービス 仕事内容

ロードサービス(レッカー車運転手)のメリットは以下のとおりです。
・ニーズが高い
・他のドライバーの仕事よりも給料が高い
・幅広いスキルを身につけられる

 

ニーズが高い

1つ目はニーズが高いことです。
ロードサービス(レッカー車運転手)は仕事量が多く、1日に数多くの仕事を行います。
その分、給料が高いという良い面はありますが、それでも忙しいことで人手不足に悩んでいる職場が多いです。
さらに、車両の事故や故障は、これからも起き続けることが想定されるため、将来性も高いです。
AIによる自動運転の話題もありますが、仮に実現してもロードサービスの仕事は無くならないと予想されるため、安心してください。
例えば、燃料切れや天候による予期せぬ事故・故障など、AIにも防げないトラブルが数多くあると考えられるためです。
 

他のドライバーの仕事よりも給料が高い

2つ目は他のドライバーの仕事よりも給料が高いことです。
ロードサービス(レッカー車運転手)はその忙しさから、相応の給料をもらえる会社が多いです。
ある求人サービスの調査によると、平均年収366万円であり、月給換算で30.5万円と計算できます。
会社によっては、この金額に賞与が加わります。
整備士など重宝される資格を取得しているともらえる資格手当、深夜勤務による手当を用意している会社も多いです。
さらに業績手当がある会社では、対応した依頼の件数に応じて給料が増えます。
 

幅広いスキルを身につけられる

3つ目は幅広いスキルを身につけられることです。
ロードサービス(レッカー車運転手)の業務は、自走できなくなった車両の移動だけではありません。
ほかに、バッテリーが上がった際の救援やパンク時のスペアタイヤ交換など、車のトラブルに幅広く対応します。
そのため、車両の救助について幅広い技術を身につけられます。
 

ロードサービス(レッカー運転手)のデメリット・きつい点

ロードサービス メリット デメリット

ロードサービス(レッカー車運転手)のデメリット・きつい点は以下のとおりです。

・カレンダーどおりに休めない
・休日でも緊急の仕事が入る可能性がある
・他の車種より運転が大変
・夜勤がある
・お客様の車を運ぶ際に傷をつけるとクレームに発展する可能性がある
 

カレンダーどおりに休めない

1つ目はカレンダーどおりに休めないことです。
平日より土日・祝日のほうが交通量が多く、ロードサービス(レッカー車運転手)の出動要請も増えます。
そのため、土日・祝日は出勤日、平日は休みとしている会社が多いです。
また、ゴールデンウィークや正月休みなど、大型連休は特に忙しくなります。
通常は1日に4件〜7件程度の対応のところが、1日中ひっきりなしに対応をすることも多いです。
そのため、大型連休の時期に休みを取ることも難しいです。
とはいえ、なかには土日・祝日や大型連休は休みとしている会社もあるため、求人情報を事前に確認する必要があります。
 

休日でも緊急の仕事が入る可能性がある

2つ目は休日でも緊急の仕事が入る可能性があることです。
ロードサービス(レッカー車運転手)は、24時間365日トラブルに対応します。
さらに、人手不足の会社が多いこともあり、休日出勤の要請が出る場合もあります。
なかには休日出勤完全なしの会社もあるため、求人情報を事前に確認すると良いです。
もし休日出勤があるのであれば、休日補償の条件にも注意しなければなりません。
 

他の車種より運転が大変

3つ目は他の車種より車両の扱いが大変なことです。
ロードサービス(レッカー車運転手)で運転する車両は大型も多く、レッカー車特有の装備もあります。
例えば以下のようなものです。
・ウインチ:ワイヤーで車両を釣り上げるための装備
・アンダーリフト:車両を持ち上げて運搬するための装備
・ピボットアーム:車両の前輪を乗せ、固定する装置
・アウトリガー:レッカー車の安定性を増すための装置
車両自体の運転もそうですが、上記装備を使いこなすためには高い技術が必要です。
最初は使い方を覚えるだけで大変ですが、教えてもらいつつ依頼をこなすことで、技術は徐々に身に付きます。
 

夜勤がある

4つ目は夜勤があることです。
ロードサービス(レッカー車運転手)は昼夜問わず仕事があります。
緊急依頼に対応するため、日勤・夜勤のシフト制が一般的です。
また、日勤と夜勤で仕事内容も異なります。
日勤は交通量が多いため、事故対応が多いです。
夜勤は、走行中の故障やバースト(タイヤが破裂すること)などさまざまな依頼が舞い込みます。
夜勤が苦手な方は、日勤のみを担当できる求人を探すと良いです。
 

お客様の車を運ぶ際に傷をつけるとクレームに発展する可能性がある

5つ目はお客さまの車を運ぶ際に、傷をつけるとクレームに発展する可能性があることです。
ロードサービス(レッカー車運転手)は車両をレッカーする際に、どうしても車両に傷がついてしまう場合もあります。
車両に傷をつけたくないと思っているのは、お客さまもロードサービス業者側も同じです。
しかし、お客さまからクレームがあり、トラブルに発展することも多いです。
とはいえ、基本的には契約書のなかに、「レッカーの際に車両に傷がつく可能性がある」という旨の記載があります。
お客さまが契約書にサインしている限り、契約範囲内の傷はお客さま負担で修理するため問題ありません。
 

トラブル対応が多岐に渡ること

6つ目はトラブル対応が多岐に渡ることです。
ロードサービス(レッカー車運転手)のもとには多種多様な要請があります。
例えば以下のとおりです。
・バッテリー上がり
・パンク
・キー閉じこみ
・燃料切れ
・故障車けん引
・落輪
・雪道でのスタック
・異音、異臭
このような要請が来たときに、すべて対応できなければなりません。
さらに、同じ症状でも車両によっては修理方法が異なる場合もあります。
そのため、初めは先輩や上司に教えてもらいつつ、徐々にスキルや知識を定着させると良いです。
 

まとめ

今回はロードサービス(レッカー車運転手)の仕事内容やメリット・デメリット(きつい点)について解説しました。
主なメリットは以下のとおりです。
・ニーズが高い
・他のドライバーの仕事よりも給料が高い
・幅広いスキルを身につけられる
デメリット(きつい点)は以下のとおりです。
・カレンダーどおりに休めない
・休日でも緊急の仕事が入る可能性がある
・他の車種より運転が大変
・夜勤がある
・お客様の車を運ぶ際に傷をつけるとクレームに発展する可能性がある
・トラブル対応が多岐に渡る
ロードサービス(レッカー車運転手)を目指す方は、仕事のきつい点も理解したうえで、求人を探してみてください。
 

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