トラックにはさまざまな種類や寸法(大きさ)があります。
トラックの寸法によって運転できる免許の種類が異なります。
本記事では、トラックの寸法や寸法別の免許の種類について詳しくご紹介します。
配送トラックの種類について紹介!
モノを運ぶトラックにはさまざま種類があります。
まずは配送トラックの種類についてみていきましょう。
種類①小型トラック
一般に小型トラックは「2tトラック」「3tトラック」とよばれます。
小型トラックにはどのような種類があるのかみていきましょう。
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種類②中型トラック
一般に中型トラックは「4tトラック」とよばれます。
中型トラックにはどのような種類があるのかみていきましょう。
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種類③大型トラック
一般に大型トラックは「10tトラック」とよばれます。
大型トラックにはどのような種類があるのかみていきましょう。
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種類④トレーラー
トラック単体で運ぶことができない荷物の場合、
トラクタ(牽引車)にトレーラー(荷物を積む部分)を接続して引っ張ります。
トレーラーには以下のような種類があります。
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種類⑤特殊トラック
上記以外にもさまざまな形状・仕様のトラックがありますのでご紹介します。
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トラックの種類別寸法
上記ではトラックの種類についてご紹介しました。
次にトラックの種類別の寸法についてご紹介します。
小型トラックの場合
小型トラックは以下の寸法のものをいいます。
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小型トラックは以下のような仕事で利用されています。
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小型トラック運転手はおもに近距離での運転が中心です。
中型トラックの場合
中型トラックは以下の寸法のものをいいます。
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中型トラックは以下のような仕事で利用されています。
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中型トラック運転手は近距離から長距離まで、運転する距離は運搬するものや職場によって異なります。
大型トラックの場合
大型トラックは以下の寸法のものをいいます。
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大型トラックは以下のような仕事で利用されています。
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大型トラック運転手は中型トラック運転手と同様に、
運転する距離は運搬するものや職場によって異なりますが、基本的には車中泊をともなう長距離運送が中心です。
トラックの積載量って?
上記でトラックの寸法についてご紹介しました。
知っておいてほしいのが、トラックに載せられるだけ荷物を載せていいのではなく、積載できる重量が定められています。
ここではトラックの積載量についてみていきましょう。
合わせて下記の記事も参考になりますのでご一読ください。
小型から大型までのトラック積載量ってどのくらい?過積載の罰則や積載量の計算方法も紹介!
小型トラックの積載量
小型トラックの積載量は以下の通りです。
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小型トラックは重量があるものは積載することができません。
中型トラックの積載量
中型トラックの積載量は以下になります。
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中型トラックは小型トラックより重たいモノを積載できることから、一度にモノを運搬するのに適しています。
大型トラックの積載量
大型トラックの積載量は以下の通りです。
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大型トラックは中型トラックよりさらに重たいモノが積載できるため、一度に大量のモノを運ぶに適しています。
トラックの寸法別のボディシートのサイズ
平ボディのトラックはボディシートを荷物にかけることで風雨から守ることができます。
ボディシートを使用する際は、荷台の大きさに合ったものを選ばなければなりません。
ここではトラックの寸法別のボディシートのサイズについてご紹介します。
ここでお示しするサイズについてはあくまで参考数値であり、トラックのメーカーや車種によって異なりますのでご注意ください。
またシートサイズは「荷台サイズ+積み荷の高さ」です。
小型トラックのトラックシート
小型トラックの荷台サイズは、幅1,600mm~1,890mm、長さが3,100mm~4,350mmが一般的です。
積載する荷物の高さが高いほど、荷台サイズ以上のトラックシートが必要になります。
中型トラックのトラックシート
中型トラックの荷台サイズは、幅2,120mm、長さ5,750mmが一般的です。
小型トラックと同様に、積載する荷物の大きさによって大き目のトラックシートを活用することをおすすめします。
大型トラックのトラックシート
大型トラックの荷台サイズは、幅2,300mm~2,500mm、長さ5,100mm~10,000mmが一般的です。
大型トラックの場合もゆとりをもった大きさのトラックシートを用意しましょう。
トラックシートのかけかた
大切なお客様の荷物を守るためにも、ここでトラックシートのかけかたを確認しておきましょう。
①トラックシートに付いている三角形のペケットというゴム通しにゴム紐を装着する
②ゴム紐をしっかり結び、輪っか状になるよう中央部分をペケットから通す
③ゴム紐を引っ張って荷台のフックに固定する
トラックシートの外し方
荷下ろしする際には装着したトラックシートを、以下のように手順よく外しましょう。
①ゴム紐を外してトラックシートを引き下ろす
②トラックシートをたたむ
トラックシートをたたむときは二つ折りから四つ折りにしたり、
三つ折りにするなど、次に使用するときにすぐに開くように直しておくことがポイントです。
折りたたんで保管しておくか、ロールのように丸めて保管しておくのもいいでしょう。
トラックの寸法別!自分の免許でどのサイズが運転できる?
トラックにはさまざまな寸法がありますが、トラックによって運転できる免許が異なります。
運転できる免許を知っておかなければ、道路交通法違反となってしまいますので、
ここで免許の種類をしっかり確認しておいてください。
小型トラックの運転に必要な免許
小型トラックを運転するための自動車免許は、取得した時期によって運転できる小型トラックの種類が異なります。
2017(平成29)年3月までに取得した普通自動車運転免許は、
最大積載量3t未満、車両総重量5t未満のトラックの運転が可能です。
2017(平成29)年3月以降に取得した普通自動車運転免許は、
最大積載量2t未満、車両総重量3.5t未満のトラックの運転ができます。
最大積載量2t以上、車両総重量3.5t以上のトラックを運転する場合は準中型自動車運転免許以上の免許の取得が必要です。
中型トラックの運転に必要な免許
2007(平成19)年6月までに取得した普通自動車運転免許では、中型トラック(4tトラック)の運転ができます。
2007(平成19)年6月以降に取得した普通自動車運転免許では4tトラックを運転することができませんので、
中型自動車運転免許を取得する必要があるのです。
大型トラックの運転に必要な免許
大型トラックを運転するためには大型自動車運転免許が必要です。
大型自動車運転免許を取得するためには、まず普通自動車運転免許を取得し、
取得してから3年以上経過している必要があります。
まとめ
トラックの寸法についてお知りいただけましたでしょうか。
トラックは小型・中型・大型といったように、大きさによって種類が異なります。
トラックの大きさによって必要な免許が定められていますので、
無免許運転にならないように再度確認するようにしてください。
また積載する荷物は、荷台に積載できるだけ積載してもいいわけではなく、決められた重量分しか載せることができません。
本記事を参考に、トラックの寸法について知っていただき、
お客様のために荷物を配送していただければ幸いです。