【実体験】2種免許の取得からタクシー運転手になるまでを紹介!

"タクシー運転手になるまで 実体験 2種免許"
コラム

人手不足が常態化しているタクシー運転手。 

 

タクシー運転手にまるまでには2種免許を取得しなければなりません。 

 

では具体的にどのような手順でタクシー運転手になれるのでしょうか。 

 

本記事では、2種免許の取得からタクシー運転手になるまでの流れを詳しく解説します。 

 

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勤務したいタクシー会社を探そう!

勤務したいタクシー会社

 

タクシー運転手になるためには、 

 

どのタクシー会社に勤務したいかを探しておくことが必要があです。 

 

ここでは勤務したいタクシー会社の探し方についてご紹介します。 

 

 

タクシー会社の探し方

タクシー会社を探すためには、以下の方法があります。 

 

・ハローワークを利用する 

・タクシー会社に直接応募する 

・求人サイトを利用する 

運転ドットコムの求人サイトを利用する 

 

上記の方法で、各タクシー会社の勤務条件などを確認することができますので、 

 

自身の条件にあったタクシー会社を探すことことが可能です。 

 

 

優良なタクシー会社の見つけ方

数あるタクシー会社の中から、優良なタクシー会社をみつけるためには、 

 

以下のような制度が用意されているかを確認してください。 

 

研修制度・資格取得制度がある

自身が第一種運転免許しかもっていない場合でも、 

 

タクシー運転手として採用してくれるタクシー会社があります。 

 

そのタクシー会社では2種免許取得制度を用意しており、 

 

会社負担で2種免許を取得することができるのです。 

 

研修制度・資格取得制度があるかは、最優先に確認するほうがいいでしょう。 

 

勤務時間の希望を受け入れてくれる 

タクシー運転手の仕事は24時間営業ですので、深夜・早朝勤務があります。 

 

自身が希望するシフトを受け入れてくれるタクシー会社であれば、 

 

自分の生活リズムに合ったワークライフを楽しむことが可能です。 

 

福利厚生は整っているか

福利厚生には、有給休暇、育児休暇、退職金制度など、 

 

福利厚生が充実しているかを確認しましょう。 

 

福利厚生が手厚いと、勤めやすさも格段に上がります。 

 

 

 

健康診断で健康状態を確認!

タクシー運転手を含め、運送業のドライバーの仕事に就いた際には、 

 

健康診断を受けなければなりません。 

 

事業者は雇用した運転手に対して、 

 

雇用時と年に1回の健康診断を受けさせる義務を負います。 

 

また特定業務従事者には、半年に1度定期検診を受けさせなければなりません。 

 

特定業務従事者とは、危険な物質や一定以上の室温環境、深夜帯業務など、 

 

過酷な環境下で労働する人のことを指し、 

 

運送業では22時から翌朝5時までの間の勤務が週1回以上 

 

または1カ月4回以上行なう人のことを指します。 

 

運転手は長時間座って仕事をすることや、 

 

偏った食事になりがちであることから、 

 

脳・心臓・血管系の病気になりやすいです。 

 

このような背景から決められたタイミングで必ず健康診断を受けてください。 

 

 

 

2種免許を取得しよう!

2種免許 取得

 

タクシー運転手になるには、第二種運転免許を取得しなければなりません。 

 

二種免許を取得するためには、以下の条件を満たしているとともに、 

 

普通免許、準中型免許、大型免許、大型特殊免許のいずれかを取得してから 

 

3年以上経過している必要があります。 

 

年齢 

満21歳以上 

視力 

両眼で0.8以上、片眼でそれぞれ0.5以上 

色彩識別能力 

赤色、黄色、青色の識別ができていること 

深視力 

三桿法の奥行知覚検査器で2.5mの距離で3回測定する 

その平均誤差が2cm以下であること 

聴力 

両耳で10mの距離で90dBの警音器が聞こえること 

運動能力 

四肢や体幹の障害がないこと 

 

上記の条件を満たし、自動車教習所に通う取得の仕方が一般的です。 

 

2022年5月13日施行の改正道路交通法で、 

 

特例教習(受験資格特例教習)を終了すれば、 

 

従来の「21歳以上かつ普通免許などの免許を取得してから3年以上」という条件が 

 

「19歳以上かつ普通免許を取得してから1年以上」へと引き下げられました。 

 

2種免許の取得条件が緩和された分、より2種免許の取得しやすくなったのです。 

 

2種免許を取得する際の費用は、おおよそ以下の金額が必要となります。 

 

所持免許 

8t限定中型MT 

【一種】 

(MT・AT) 

8t限定中型AT 

【一種】 

(AT) 

5t限定準中型MT 

【一種】 

(MT・AT) 

普通車MT 

【一種】 

(MT・AT) 

時限 

技能:18 

学科:19 

技能:18 

学科:19 

技能:18 

学科:19 

技能:21 

学科:19 

教習料金 

24万円前後 

24万円前後 

24万円前後 

26万円前後 

 

これらの費用を抑えるためには教習所や合宿免許に通わずに、 

 

一発試験を受けるという方法で、かかる費用としては4万円前後です。 

 

自身で2種免許を取得する際は、 

 

上記の内容を十分に理解した上で教習所に通うことになります。 

 

研修制度・資格取得制度が整っているところは、 

 

2種免許を取得するための教習をタクシー会社が受けさせてくれるのです。 

 

2種免許については、運転ドットコムの下記の記事でもご紹介していますので、

 

合わせて参考になさってください。 

 

2種免許とはどのような免許か?取得方法や条件、試験内容、体験談まで徹底解説

 

 

地理試験を受けよう!

地理試験を受けよう

 

地理試験は、東京都、神奈川県、大阪府の一部都市の「特定指定地域」のほか、 

 

札幌、仙台、さいたま、千葉、名古屋、京都、神戸、広島、北九州、福岡の 

 

一部地域の「指定地域」では地理試験が実施されており、 

 

タクシー運転手になるためには地理試験に合格する必要があります、 

 

地理試験では、地形や気候、文化、地図の読み取り、地域の特徴など、 

 

地理に関することが幅広く問われます。 

 

地理試験は4日間(費用:6,800円)の講習を受講し、 

 

講習最終日に実施される試験に合格するという流れです。 

 

 

 

研修開始!接客や道順などを覚えよう!

タクシー運転手 研修開始

 

タクシー運転手の研修が開始されると、学ぶことはたくさんあります。 

 

接客では丁寧な対応を心がけることはもちろんですが、 

 

お客様にはさまざまな方がいらっしゃいますので、ときには臨機応変な接客が必要です。 

 

最近では現金での支払いだけでなく、色々なキャッシュレス決済が可能ですので、 

 

支払いの対応も学ばなければなりません。 

 

またタクシー運転手はお客様に指定された目的地が 

 

どこにあるのかを知っておく必要があります。 

 

もちろんすべての目的地を把握することは不可能ですので、 

 

ときにカーナビに頼ることもあるでしょう。 

 

ただ1つでも多くの目的地を知っておくことで、 

 

スムーズにお客様を目的地に届けることが可能です。 

 

このように研修1つでも多くのことを学んで、 

 

お客様が満足するサービスを提供してください。 

 

 

 

いざ実践!タクシー運転手として活躍しよう!

タクシー運転手 実践

 

研修を終えて、実際に乗務すると、さまざまなお客様と出会います。 

 

1人のタクシー運転手が1年間に乗せるお客様の数は、5,000人程です。 

 

1年間でこれだけの人と出会う職業は、他にありません。 

 

乗車中にまったく会話がないお客様もいれば、会話が弾むお客様もいます。 

 

会話が弾むお客様とは、 

 

タクシー運転手自身が幅広く世間のことを知っておくと対応しやすいでしょう。 

 

また乗務時間が長くなると、渋滞ポイントや交通量の多いポイントが見い出せます。 

 

道路事情を研究していくことで、 

 

渋滞ポイントを避けて目的地に到着することも可能です。 

 

上記のような技術を習得して、 

 

タクシー運転手として活躍されている方がたくさんいらっしゃいます。 

 

 

 

タクシー運転手になってみて

タクシー運転手になって

 

最後は、実際にタクシー運転手になったAさんの感想をご紹介します。 

 

Aさんは41歳男性・勤務歴5年のタクシー運転手です。 

 

タクシー運転手になった当初は、お客様からお叱りを受けることもありましたが、 

 

そのお叱りもあり、その後は自分を成長させることができました。 

 

Aさんは深夜早朝勤務が希望であるため、 

 

仕事をすればするほど売り上げが伸びていき、 

 

こんな楽しい仕事はないと思うほどになりました。 

 

Aさんのタクシー会社は単純計算に、 

 

10,000円の売り上げで自分の収入が6,000円程になる高収入を得ています。 

 

またAさんは運転が好きなため、好きなことをしながら稼げる仕事であることから、 

 

天職と感じているようです。 

 

 

 

まとめ

2種免許の取得からタクシー運転手になるまでの流れについて、 

 

ご理解深まりましたでしょうか。 

 

タクシー運転手になるには、2種免許を取得していることが前提ですが、 

 

もし2種免許を取得していなくても、 

 

就職後に一部のタクシー会社では資格取得支援で取得することが可能です。 

 

実際にタクシー運転手として活躍されている方の実体験も記載しておきましたので、 

 

ぜひ参考になさってください。 

 

本記事を参考に、あなたもタクシー運転手をめざしてみてはいかがでしょうか。