夏になると交通事故が増える5つの理由!夏に起こりやすい交通事故や防止策も紹介!

夏 交通事故
コラム

警察庁の「交通事故死者数の月別推移(平成30~令和4年)」を一例として取り上げると、 

 

例年、7月~8月や12月は、交通事故発生件数が多くなっています。 

 

このように、月によって交通事故発生件数に特徴があるのは、 

 

どのような背景があるのでしょうか。 

 

本記事では、夏になると交通事故が増える理由や、 

 

夏に起こりやすい交通事故防止策について、詳しく解説します。 

 

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夏になると交通事故が増える理由5つ

夏 交通事故 増える理由

 

夏になると交通事故が増える理由には、どのような理由があるのかみていきましょう。 

 

 

夏場は疲れがたまりやすい

夏場は気温の上昇により体力が奪われ、疲労が蓄積しやすいことから、 

 

居眠りや漫然運転を行ないがちです。 

 

また夜の寝苦しさから十分な睡眠が取れないこともあり、 

 

集中力や判断力が低下しやすいことから、交通事故が増える傾向があります。 

 

 

熱中症のリスクが高い

夏場は、車内が異常なほど高温になります。 

 

車内の冷房を効かせるだけでなく、水分補給を十分に行なわなければなりません。 

 

熱中症にかかると、意識が朦朧としたり、焦点が定まらなくなることから、 

 

事故が起きる可能性が高くなります。 

 

 

部品の消耗が激しい

夏場は、アスファルトが高温になっていることから、タイヤの劣化が激しくなります。 

 

また冷房を頻繁に使用することから、バッテリーの消耗、コンプレッサーの消耗など、 

 

様々な部品の消耗が著しいです。 

 

部品の消耗により、車が走行できなくなった際に事故が発生しやすいですので、 

 

自身でもできる範囲で車を点検をする必要があります。 

 

 

夏場は交通量が増える

それに加えて、夏場はレジャーシーズンというこということもあり、 

 

交通量が増加していることから、交通事故が発生する可能性が高くなります。 

 

交通量が増える中、渋滞が発生することに加えて、上記のように体調が万全ではなく、 

 

集中力や判断力が低下している状態で運転することから、交通事故が増えるのです。 

 

 

天候が不安定

夏場は、急な雷雨や強風など、天候が不安定になる日が多くあります。 

 

天候が悪いと、通常の運転操作ができなくなる場合があり、 

 

事故を引き起こす可能性が高くなるのです。 

 

 

 

夏に起こりやすい交通事故3つ

夏に起こりやすい交通事故

 

夏に起こりやすい交通事故にはどのようなものがあるのかみていきましょう。 

 

交通事故は危険な運転からしていると発生しやすくなります。 

 

危険運転の記事として、運転ドットコムの 

 

下記の記事が役に立ちますの合わせて参考になさってください。 

 

【実体験】タクシーの危険運転の実例や現状、逮捕例について紹介!タクシー運転手の心理も!

 

渋滞時

夏場は、夏休みやお盆の時期に車で移動する人が急増しますし、 

 

普段はあまり運転しない人も、長距離・長時間運転することもあるのです。 

 

交通量の多さから渋滞が発生し、過度なストレスを感じ始めると、 

 

正常な運転操作ができなくなります。 

 

夏場はこのような状況になることから、渋滞時の玉突き事故等が発生しやすいのです。 

 

 

夕暮れの時間帯

夏場の日中は気温が高いため、 

 

気温が下がり始める夕暮れの時間帯に買い物などに出かける人が多いでしょう。 

 

日没の前後1時間は視認性が悪くなり始め、運転手からは歩行者や自転車、 

 

周りの車が見えにくくなってきます。 

 

さらに距離や速度の感覚が分かりづらくなることから、 

 

接触事故等が発生しやすいのです。 

 

 

子どもの飛び出し

夏場は、子どもが夏休み中ということもあり、 

 

外で活動している子どもの割合が多くなります。 

 

子どもは急に道路に飛び出す可能性があることから、接触事故等が発生しやすいのです。 

 

 

 

交通事故を起こさないための防止策

交通事故を起こさないための防止策

 

上記のことを踏まえると、交通事故を起こさないための防止策として、 

 

以下のことが挙げられます。 

 

・長時間の運転は避け、こまめに休憩をとる 

・渋滞時は早めにハザードランプを点滅させ、後続車に知らせる 

・全座席のシーベルト着用、6歳未満はチャイルドシートの着用義務を遵守する 

・早めにヘッドライトを点灯させる 

・運転中のスマホ操作やカーナビ操作は厳禁 

 

万が一、事故に遭遇した場合は、車を安全な場所に停車させ、負傷者を確認し、 

 

すぐさま警察へ報告しましょう。 

 

 

 

まとめ

夏になると交通事故が増える理由や、夏に起こりやすい交通事故防止策について、 

 

ご理解深まりましたでしょうか。 

 

夏場は、様々な理由で交通事故が多くなることが分かりました。 

 

車の運転手が事故を起こさないように気をつけることはもちろんのこと、 

 

歩行者や自転車も、車と接触事故にならないように気をつける必要があります。 

 

夏場に車を運転する際は、普段以上に体調管理し、タイヤなど、 

 

自分ができる範囲で車の部品の目視確認を行ないましょう。 

 

本記事を参考に、 

 

夏場に運転する際は事故を起こさないように十分に気をつけて運転してください。