
トラックドライバーは、トラックの大きさや走行距離によって、仕事内容や特徴も異なります。
その中でも、長距離ドライバーの仕事は大変できついと言われることもありますが、他のトラックドライバーよりも給料水準は高くなっています。
この記事では、トラックドライバーの仕事内容や仕事の流れ、長距離ドライバーのメリットやデメリットを詳しく紹介しますので、目指している人は参考にしてください。
トラックドライバーの仕事内容
トラックドライバーは、どのような仕事をしているのか、また、仕事の流れはどのようになっているのでしょうか。
長距離ドライバーの拘束時間や仕事の流れから、紹介していきます。
長距離ドライバーの拘束時間
長距離ドライバーは、厚生労働省の基準で拘束時間が1日13時間となっています。
最長でも15時間と規定されており、1日の拘束時間が13時間を超える場合、14時間を超えて働く回数を少なくするように努める必要があります。
時間の延長も可能ですが、長時間の拘束時間が連続しないように事業者が努める必要があり、長時間が連続するのは好ましくありません。
雇用形態にもよりますが、基本的には1日8時間勤務で、休日は月4日から8日程度となっていて、契約条件によって幅があるようです。
長距離ドライバーは、運転スキルが必要となり、道路状況に合わせた行路の選択も運転者の経験やセンスが要求される職業です。
長時間の運転になるため、目を休めたり自己管理能力も必要とします。
■出典:厚生労働省 トラック運転者の労働時間等の改善基準のポイント
トラックドライバーの仕事の流れ
トラックドライバーは、運転が主な仕事ですが、積荷や検品、仕入れ確認も入荷や出荷ミスを回避するための大事な任務です。
近年では、ITを活用して検品や、仕入れなどを自動化して出荷ミスを減らしています。
しかし、最終的には、人が確認を行い納品するため、ミスが起きないような取り組みが重要となるでしょう。
出社・運搬
トラックドライバーは、出社したら社員が揃っているか点呼が行われ、アルコールチェックを行うのが義務です。
車両の点検も行い、不備がないのかを確認して異常がない場合は、荷物があるセンターへ センターに着き、荷物の積み込みが終われば、配送先へ運搬しに出発します。
休憩・休息
運転をしている間に休憩をはさみ、途中にあるサービスエリアに寄って、食事やトイレを済ませておきます。
1回あたり30分ほど休憩して、また出発するという作業の繰り返しです。
荷下ろし
その後も休憩をはさみながら、目的地に到着したら荷下ろしの作業があります。
荷下ろしは1時間程度あれば終わりますが、かかる時間は荷物の大小や量によっても異なります。
帰宅
荷物を配達し終えたら、仕事は終了です。
会社によっては、その日の日報を書いて退社します。
食事はいつとるのか?
食事は、自分で休憩をとれる時に取ります。
昼食の時間は、いつも一定ではありませんが、休憩の時間をみつけて運転で疲れた目を癒したり、軽いストレッチをして気分転換をしましょう。
長距離ドライバーとして勤務するメリット・デメリット
長距離ドライバーはきつい、というイメージを抱く人が多いかもしれませんが、メリットもデメリットどちらも多い職種になっています。
長距離ドライバーのメリットとデメリットを理解しておきましょう。
長距離ドライバーのメリット
長距離ドライバーは、以下のような4つのメリットがあります。
全国各地に行ける
長距離ドライバーは、長距離の運転をするため、全国各地に行けるメリットがあります。
もちろん観光ではなく仕事ではありますが、サービスエリアでご当地のお弁当を食べるのが楽しみなドライバーもいるでしょう。
いつも走っている景色が違うのも魅力となっています。
給料がよい
長距離ドライバーは、不規則な勤務や荷物の量、走行距離も長いため給料の水準が他のドライバーよりも高く、年収も企業によっては80~100万円ほど高くなる傾向です。
給料がよいという理由で長距離ドライバーをしている人がいるのも納得できます。
地理や地形に詳しくなれる
長距離ドライバーは、高速道路や下道といった地理に詳しくなり、いろいろな道を走るため、地形にも詳しくなります。
近道を覚えたりもできるため、運転しているうちに効率的な走行ができるようになるでしょう。
1人で仕事ができる
長距離ドライバーは、荷物を積んで出発すればあとは1人の時間が長くとれます。
1人だと音楽をかけて気分転換もできますし、嫌な人間関係に頭を悩ますこともないのは、大きなメリットでしょう。
長距離ドライバーのデメリット
メリットも多い長距離ドライバーですが、デメリットもあります。
生活が不規則になる
長距離ドライバーは、生活が不規則になってしまいがちです。
路線便の運転手の場合には、昼夜が逆転してしまう場合もあります。
体が慣れるまできついですが、休憩時間にうまく仮眠を取るなど工夫をするコツを覚えれば、睡眠不足を解消できるでしょう。
家に帰宅できない
長距離ドライバーは、毎日自宅に帰宅できないデメリットがあります。
早くても2泊3日となり、会社によっては1週間や2週間帰れない場合もあるでしょう。
遊びに行ったり、旅行に行くのは難しい職業と言えそうです。
事故のリスクがある
長距離ドライバーの場合には、荷物も大量となり、事故が起きた場合には、大きな事故になってしまう場合もあります。
まとめ
この記事では、長距離ドライバーの仕事内容を詳しく紹介してきました。
長距離ドライバーは、きついし大変というイメージを持つ人も多いですが、デメリットだけでなくメリットも多い仕事です。
長距離ドライバーを目指している人は、メリットデメリットどちらも理解したうえで、仕事をするのか検討しましょう。