「日々運転で忙しいトラックドライバーの結婚事情はどうなのか」と疑問に感じる方は多いと思います。
本記事では、トラックドライバーの結婚事情や結婚するメリット・デメリットを解説します。
トラックドライバーの結婚事情は?
トラックドライバーの結婚事情について解説します。
モテるのか?
結論から言うと、トラックドライバーは若い間はモテる職種と言えるでしょう。
働き方次第では、若くして高給取りに慣れる可能性があるためです。
運送業では歩合制を採用している企業も多数存在するほか、大型トラックに乗車することで同年代と比較して高収入を目指すこともできます。
またドライバーの仕事は男らしさを感じさせるため、男気のある人がタイプの女性からモテるでしょう。
出会いは?
トラックドライバーは、運転中は基本一人であるため、出会いが少ないです。
しかし、配達先や職場内など探せばさまざまな出会いの機会があるのも事実です。
例えば、同業者でトラックドライバーとして従事する女性との出会いが考えられます。
現在は、運送業界における人手不足解消のために国土交通省で「トラガール促進プロジェクト」により女性の採用数を増やしています。
そのため、配達先などで出会う同業者の女性も出会いのきっかけとして考えてみましょう。
出典:国土交通省「トラガール促進プロジェクト」
離婚率は?
厚生労働省の調査によると、トラックドライバーを含む運送業界での離婚率は7.1となっています。
これは15歳以上の日本人男性人口が193万人、離婚数が1.4万人というデータを元に算出しています。
また、厚生労働省の調査によると、全業種の離婚率は4.2です。
比較すると、トラックドライバーを含む運送業界での離婚率は高いことがわかるでしょう。
離婚の主な原因は、勤務時間が不規則なため生活リズムが合わないことや、休日に突発的な仕事が発生するなどが挙げられています。
出典:厚生労働省「離婚に関する統計」
トラックドライバーと結婚するメリット
「トラックドライバーと結婚するメリットが知りたい」と気になる方も多いと思います。
トラックドライバーと結婚するメリットについて4つ紹介します。
一人の時間を多く持てる
トラックドライバーは長時間の労働が珍しくないため、家に滞在する時間が少ないことから一人の時間を作りやすいです。
そのため、一人の時間を大事にしたいと考えている女性にとっては、理想の結婚相手と言えるでしょう。
また一緒に過ごす時間が少ないが故に、共に過ごす時間をより大切にできる心理的なメリットもあります。
平日に休みが取れる
トラックドライバーは、一般企業のように土日祝日が休みではなく平日に休みを取得することが可能です。
平日に休みが取れることによるメリットは、イベントや外出する際に混雑を避けられることです。
例えば、テーマパークのような場所に出かけると休日は大混雑することが予想されます。
平日に出かけることで混雑を回避し、家族との時間を充実させることができます。
テーマパーク以外にも飲食店や美容室など、さまざまな場所での混雑を避けることも可能です。
体力面で安心できる
トラックドライバーは毎日のように重たい荷物を運搬したり、長時間運転など体力の求められる仕事です。
そのため筋力があり、体力に優れた男性が多い傾向にあります。
また長時間運転を要するため、健康管理も適切に行わなければなりません。
女性は健康的で体力のある人に魅力を感じる人も多いため、トラックドライバーは理想の相手と言えるでしょう。
特産品やお土産を楽しめる機会が増える
トラックドライバーは長距離運転などをする場合、訪れたことのない土地へ足を運ぶこともあります。
そのため結婚すると、男性が配達先で特産品やお土産を持ち帰り一緒に楽しむことが可能です。
他の職種では、出張など特定の場合にしか経験できないことであるため、トラックドライバーと結婚するならではのメリットと言えるでしょう。
トラックドライバーと結婚するデメリット
「トラックドライバーと結婚するデメリットは何であるか」と疑問に感じる方もいると思います。
トラックドライバーと結婚するデメリットについて4つ紹介します。
休日が不定期
トラックドライバーは、営業所から連絡がきて突発的な仕事が発生することも珍しくありません。
休日に家族で何処かに出かける予定などを計画していた場合には、台無しになります。
また、子育てをしている場合、休日が不定期であると子どもの学校行事や運動会などに参加できないこともあるでしょう。
そのため子育ての負担が片方に偏ることがあり、ストレスを感じてしまうこともあります。
事故や渋滞などのリスクがある
トラックドライバーは運転業務が主な仕事であるため、常に事故や渋滞などのリスクと隣り合わせです。
ドライバーズジョブの調査によると、毎年200件以上のトラックドライバーなどによる事故が発生しているようです。
死亡事故ではなくとも、事故を起こしてしまえば免許証が取り消されたり、ドライバーが怪我してしまうことが考えられます。
運転業務には免許証が必須であるため、失うと収入が減少してしまうでしょう。
出典:ドライバーズジョブ
両親に紹介しにくい
トラックドライバーは誰にでもなれる仕事と考えられているため、両親に紹介しにくいです。
ドライバーは、学歴や特別な経験が求められることは基本的にありません。
また人手不足が続いているため、採用されやすい現状から軽くみられてしまうことがあります。
給料が低い
男性ドライバーの平均給与は34万円となっており、男性全体の平均給与33.8万円を上回っています。
しかし、ドライバーの給与内訳は固定給が約5割、残りは歩合や残業代のため、月によって給料が大きく異なります。
そのため、安定した給料が得られないことから反対派の両親も少なくないです。
出典:全日本トラック協会
まとめ
本記事では、トラックドライバーの結婚事情について解説しました。
ドライバーは体力があり、若い間に高収入に期待できることからモテます。
しかし、誰にでもなれる、給料が安定しないことから、両親に紹介しにくい職種とも言えます。
トラックドライバーとの結婚は、一人の時間を大事にしたい人や特産品などを楽しみにしている人にとっては理想と言えるでしょう。