バイク便のライダーの平均年収はどれくらい?アルバイトは儲かる?

バイク便ライダーについて以下のような疑問はありませんか。

「バイク便ライダーの年収はどのくらい?」

「バイク便ライダーの給料形態とは?」

「給料を上げる方法は?」

本記事では、このような疑問を解決するとともに、バイク便ライダーの給料について解説します。 バイク便ライダーを目指す方はぜひご覧ください。

 

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バイク便のライダーの仕事内容とは?

 

バイク便 固定給 歩合給

 

バイク便ライダーの仕事内容は、一般企業や運送会社から依頼を受け、バイクに乗って小さめの荷物や書類を運ぶことです。法人のお客様が多いため、平日の緊急を要する場合に利用されています。自動車やトラックと違い、小回りが利き、スピーディーに届けられるのがメリットです。 バイクに乗って配達するという点で、新聞配達と働き方が似ています。

 

バイク便のライダーの仕事の給料(年収)

バイク便ライダーの年収は約354万円です。 月給換算すると29万円程度が相場で、手取りを月給の80%とすると23.2 万円です。 バイク便ライダーは、業務委託で働くことが多いため、ボーナスは基本的にありません。 事故やケガが発生した際に補償されないことが多く、保険や年金の手続きも自身で行う必要があります。個人事業主やフリーランスとして働く場合、保険料や所得税を加味すると正社員の1.2~1.5倍稼がないと同等の手取りにならないと言われています。 また、ガソリン代は自己負担や一部のみ負担など全額支給してもらえないケースも多いため、応募前に確認しましょう。 業務委託には、固定給と歩合制の場合があります。

 

・固定給

時給1,000円〜1,200円の場合が多く、8時間〜9時間の稼働で1万円前後稼げます。 副業でバイク便ライダーをお考えの方におすすめの働き方です。

 

・歩合制

歩合制は、報酬がその人の「実績」に直接結びついている報酬体系のことを指します。つまり、働けば働くほど、または成果を上げれば上げるほど、より多くの報酬を得ることができます。 会社のシステムによっても異なりますが、報酬は送料の40〜50%が多いです。 例えば、配送料金が3,000円なら1件あたりの報酬は1,200円〜1,500円となります。 配達する数が多ければ多いほど稼げる仕組みのため、本業としても十分考えられる働き方です。

 

男女別

「20代~50代 男女スタッフ活躍中」と記載された求人もあり、男女問わず働ける仕事です。 歩合制は、稼働できる時間と配達数で給料が決まるので、男女別で給料の差はありません。 給料面で男女差がないことは前提として、バイク便は配送量や配送距離に依存するため、体力のある男性の方が稼げる傾向があります。 ただし、配送ルートや配送先の順番などを工夫することで、短時間で効率的な配達が可能となり、女性でも高収入が狙えます。

 

地域別

最も給与の高いエリアは、関東で365万円で、最も給与の高い都道府県は神奈川県の373万円です。 バイク便の依頼主は、都心の広告代理店や出版社、印刷会社などが多いです。そのため、仕事の依頼が多い首都圏は、給料も上がりやすい傾向にあります。 また、首都圏の給料が高いのは、人口が多いため商品やサービスが売れやすく、会社が利益を出しやすいためです。しかし、地方に比べて物価が高く、生活するために必要なお金も多くなることを覚えておきましょう。 最も給与の低い都道府県は、大阪府の309万円で、神奈川県との差は66万円にのぼります。

 

雇用形態別

雇用形態別の時給は下記のとおりです。

・正社員:1,844円 ※「年収:354万円」と想定。

・アルバイト:1,108円

・契約社員:1,603円

・副業:1,250円 ※日給1万円前後

 

上記で説明しましたが、地域と同様に、それぞれの雇用形態によって幅があります。

・正社員:1,480~2,303円(時給)※「年収:284〜442万円」と想定

・アルバイト:991~1,451円(時給)

・派遣社員:1,174円~1,739円(時給)

自分の希望している雇用形態と、求人がマッチしているかよく確認した上で応募しましょう。

 

バイク便のライダーの給料の上げ方

 

バイク便 年収 給料 上げ方

 

バイク便ライダーの給料の上げ方は下記の3つです。

1, 仕事量を増やす

2, 雇用形態を変える

3, 転職する

それぞれ一つずつ解説します。

 

仕事量を増やす

1つ目は仕事量を増やすことです。 先述したように、バイク便には固定給(時給制)と歩合制があります。 歩合制は、配達した数が多ければ多いほど給与も上がっていく仕組みです。 土地勘があれば渋滞を回避したルートも選べるようになり、配達効率も上がり給料も上がります。 また、仕事量を維持するためには、長年付き合える取引先を確保することも重要です。丁寧なコミュニケーションや、納期を守るなど日々の積み重ねが信頼に繋がっていくでしょう。

 

勤続年数を上げる

2つ目は勤続年数を上げることです。 求人サイトの一例ですが、下記のように勤続年数を上げれば給料も高くなることがわかります。

・経験5ヶ月目/22日稼働:32万8000円

・経験1年6ヶ月/25日稼働:38万9000円

・経験17年/25日稼働:50万3000円

 

転職する

3つ目は転職です。 本記事でも先述しましたが、固定給よりも歩合制の方が稼げるため、固定給制で働いている方は歩合制に転職するのも手です。 配達件数が多ければ多いほど収入も上がっていくので、配達1件あたりにかける時間を短縮できれば1日に配達できる件数も増えます。 その反面で、歩合制は収入が安定しないといったデメリットがあります。体調不良や急なトラブルで稼働できなかった場合は、収入がゼロになってしまうため、計画性や自己管理能力が必要です。 歩合制と言っても、「固定給+歩合制」「完全歩合制」があるので、自身の希望する給料によって、働き方に応じて選んでみてください。

 

まとめ

本記事ではバイク便ライダーの年収や給与形態について解説しました。 バイク便ライダーの年収は約354万円で、月給29万円が相場となっていますが配達するエリアや件数によっても異なります。 バイク便ライダーの雇用形態には下記がありますが、業務委託として働く場合が多いです。

・正社員

・アルバイト

・契約社員

・副業

上記のようにさまざまな働き方があるので、仕事内容や給料を理解した上で自身に合ったスタイルを見つけてみてください。

 

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